◇BL

□●スーシンチュウ●
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ガサガサ‥


空「んードコにもねぇなぁι」



数時間前、喧嘩したチチに大事なスーシンチュウを思いっ切り遠くへ投げられた悟空は、必死で森の中を探していた


空「チチのやつ、投げる事ねぇのにな〜ι」

疲れた悟空はその場でバタンと寝転んだ

空「んっ‥」

一瞬にして太陽の光が消え、悟空の顔に影がかかった

目をしかめてようく見ると‥‥

悟空にそっくりの人がいた

思わず「うわぁっ」と、飛び起きる


空「誰だオメェ!!‥ん?オラにそっくりだなぁ」

バ「俺はバーダックだ。確かにそっくりだな」

ラ「ハッハッハッ!貴様、息子の顔も忘れたのか!!」

空「Σいぃ?!ラディッツ!なんでオメェがココに?!」

よーく見ると二人の頭にワッカがついていた

バ「息子‥?お前‥‥‥カカロットなのか?!」

空「ベジータはそう呼ぶけど‥オラ悟空だ!」

バ「ベジータだとぉ?!」

ラ「あ、ベジータ元気??」

空「オラ、オメェの事嫌いだから話さねぇ」

ラ「(ガーン)何故だ!俺様が一体何をしたと言うんだ?!」

空「いっぱいだ!(ムスゥ)」

そんな悟空の顔も、また堪らなく可愛いと思うブラコン、ラディッツ


バ「カカロット‥本当にカカロットなんだな?」

悟空とそっくりなパーツを持っているが、バーダックの方が若干鋭い表情をしている

バ「大きくなったな‥」

ソッと抱き締めに行く父親

空「Σなんだ?テメェ誰だよ?!」

ラ「バーダックはお前の産みの親だ」

空「Σいぃ!?オラの父ちゃん??!」

バ「あぁ。カカロット‥会いたかった」

ギュッと抱き締めるバーダック






べ「ファイナルフラァァッシュ!!!」


だが、上空にいたベジータによって二人は引き裂かれた

空「ベジータぁ!」

べ「何してやがる?貴様‥バーダックだな?」

悟空の前に立ち、野獣の様な鋭い目で睨んだ

べ「フンッ。しかもラディッツまで」

クスクス笑うベジータの手は、ちゃっかり悟空の手を握っていた(笑)
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