◇BL
□チョコより甘い?!
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今日も平和なパオズ山
悟空は椅子に腰をかけ、見るからに暇そうにアクビを連発していた
空「ふわぁ〜‥あぁ‥暇だなぁ‥」
ピーンポーン
するとチャイムと共にトランクスがやって来た
空「おぉ。トランクス!悟天なら二階にいっぞ」
ト「あ‥あの。悟空さん//これ‥‥」
トランクスはどこか恥ずかしげにモジモジしながら、チョコを両手に差し出す
空「ん?それオラにくれんのか?」
ト「‥はい//手作りチョコです」
空「チョコ?!♪イヤッター!ありがと♪♪」
パァッと喜ぶと早速綺麗に包んであった箱を開け、チョコを一口で食べた
空「うんめぇー♪♪」
朝から頑張って作ったチョコをこうもアッサリ食べられると、なんだか報われない想いで一杯になるトランクス
空「トランクスー♪さんきゅーな♪♪」
ト「あ‥いえ//」
だが、やはりこの笑顔は何よりも嬉しい
天「あれ?トランクスくん来てたんだ」
突然、階段からヒョイッと現れた悟天にトランクスは軽く笑ってみせた
天「ん?Σあっ!まさかそれトランクスくんが‥」
空箱を目にしてキッとトランクスを睨みつける
空「おぉ♪すっげぇうまかったぞ♪♪」
天「お父さん‥顔にチョコついてるよ!」
空「ん?」
呆れた顔で口元についていたチョコを指で拭き取り、そのまま自らの口へと運んだ
天「ん。確かにうまいなぁ」
ト「Σあぁ!!」
驚くトランクスにニヤッと笑いかける悟天
トランクスはそのまま顔をムスッとさせてそっぽを向いた
空「Σあ!いっけね、すっかり忘れてたι」
天・ト「??」
悟空は何か思い出すと慌てて瞬間移動のポーズをとり始める
空「ちょっと行ってくる!」
その瞬間その場から姿を消した
ト「‥‥悟天はチョコ作らなかったのか?」
天「お父さんからの甘〜い口付け頂くつもり♪」
ト「‥‥(怒)」
一方悟空はというと‥
空「おーい。ベジータいるかぁ?」
事前に呼ばれていたベジータの部屋にいた
空「ベジータァ?」
べ「何回も呼ばんでいい!」
少し怒鳴り気味で部屋へ入って来た
空「お!わりぃなぁ遅くなっちまって!すっかり忘れてたっ!ハハッ(笑)」
べ「フンッ。貴様ならどーせこうなると思っていた」