ノ-マル
□世界一の旦那様
2ページ/4ページ
チ「遅れてすまねぇだιι」
待ち合わせていたカフェで四人は合流した
ブ「全然いいわ‥」
べ「カカロット!よくも俺様をこんな所で30分も待たせてくれたな?!」
ブ「ちょっとベジータ(焦)」
ベジータの叫び声に、周りの視線が痛く感じるブルマ
空「30分ぐれぇいいじゃねぇか!」
なんの悪気もない様子の悟空は、相変わらずヘラヘラと笑っている
べ「ぐらいだと?!貴様ぁぁ(怒)勝負だぁぁ!!」
空「お、やるか?♪」
ブ「やめなさい」
チ「やめるだ!」
結局は、妻に逆らえない男二人は反抗する事なく、とりあえず四人はブラブラする事となった
賑やかな歩道を前に女二人、その後ろを男二人が並んで歩く
悟空は後ろに手を組み、呑気に口笛を吹いていた
べ「おい、覚悟はできているのか?」
空「なんのだ?」
べ「あいつらの買い物とやらに付き合わされた日には、一日がこんなくだらん事で丸潰れだ」
空「たまにはいーじゃねぇか♪」
べ「フンッ。散々付き合わされ、大量の荷物まで持たされ‥修行よりキツイぜ」
空「オラ達、世話かけっぱなしだからこれぐれぇてぇした事ねぇよ」
べ「‥‥チッ」
何故か、納得できる悟空の言葉にベジータは舌打ちをした
その時‥
ブ「ちょっとやめてよ!!」
チ「なんだオメェら!」
ブルマとチチが柄の悪い男に捕まった様だ
「遊ぼうよ!お姉さん可愛いねー♪」
チ「可愛いだなんてっ///」
ブ「ウフッ。私もまだまだイケるのね♪」
そんな様子を、特に何かするわけでもなく
悟空とベジータはジーッと見ていた
ブ「ちょっと!助けなさいよ!ナンパされてるのよっ!!」
ブルマはキッと表情を変えベジータを見た
べ「チッ。面倒な奴だ」
よく買い物に付き合わされているベジータにとって、こんな事は慣れっこだ
べ「どけ。邪魔だ」
腕を組みながら男の前に立ち軽く睨む
「なんだこのチビ?テメェやるきか?」
ニヤニヤと笑いながらベジータを挑発してしまった愚かな男(笑)
べ「フンッ。死にたいようだな」
べ「さ、行くか」
四人は何事もなかったかの様に、ボコボコになった男の前をスーッと歩いて行った