◇BL

□ホントのキモチ
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天「ううん。何もないよ」

飯「悟天…」

空「おぉ。悟天!なんか騒がしかったけどトランクス来てたんか?」

飯「父さん(焦)」

天「っ……」

悟天は窓から外へ飛び出した

空・飯「悟天!」

空「追い掛けっぞ!」

飯「父さん!今はそっとしといてあげてください」

空「そっそっかぁ?けどよぉι」

飯「大丈夫ですよ。悟天は」

ん〜っと頭を傾げて考えたが、とりあず悟飯の言う通り待つ事にした




天「…はぁ」

悟天は山の頂上へ行き空を見上げた







そのまま眠りにつき、目が覚めるともう夜がふけていた

天「いっけね。学校行かなきゃ」

トランクスくん…

いつもみたいに話してくれるかな


そんな事を考えていたら、いつの間にか学校へ着いていた

天(あぁ!トランクスくんだ!よし!!)


天「トランクスくん!おはよ!!」

トランクスはチラっと悟天を見ると目線を外した

天「っトランクスくん!!」

無表情のトランクスは何を思ったのか、フッと飛び上がり学校から離れた

その後を悟天も付いて行く

ト「来るなよ」

天「やだね」

ト「俺に付きまとうのやめてくれない?迷惑だよ」

クルッと後ろにいる悟天の方を振り返った

悟天は胸がギュゥッと痛くなったのを感じた

天「トランクスくんのバカ!!」

ト「バカはお前だ!」

天「なんだよ!バカバカ!トランクスくんなんか嫌いだ!」

ト「…俺も悟天なんか大嫌いだ」

トランクスが悟天に背を向けその場から離れようとした瞬間、悟天が後ろから抱き締めた

ト「Σ!?」

天「嘘だよ…嫌いじゃないから嫌いにならないで」

ト「…悟天」

天「何もわかってないのはトランクスくんの方だよ!」

ト「何がだよ?」

悟天から離れ、互いに向き合った

天「僕は…僕と同じあの子の気持ちがわかったから…だから…トランクスくんもやっぱあんな可愛い子の方がいいだろうし…僕いっぱい考えて行動してたんだ!自己満足なんかじゃない」

ト「どういう事だよ?」

天「だからっ…もぅ無視しないでよ。これからも隣に居てよ。僕の名前呼んでよ。…どこにも行かないで…トランクスくんが好きなんだよ…」

悟天の頬を次々と涙が流れ落ちる

ト「…悟天」
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