千月的徒然草

□肉体改造クラブ 女子高生版
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『肉体改造クラブ 女子高生版』

作  古城 十忍
演出 長野 和文


これは今回 私達が挑戦した進級公演の演目です。
物語はオムニバス形式で三話構成。
11月頃から稽古を始め、約三ヵ月半後の2月15日に二回 マチネとソワレで公演しました。

その間に学校をやめた人、演者を降りた人、自主稽古ができないからと他人を辞めさせた人、それでもやりたいと言い張り残った人、様々な人がいました。
17人だったクラスは13人になり、演者として残ったのは12人でした。
大幅なキャスト変更が1月にあり、誰もが三役持ってる状態になりました。

大変でした。
セリフは増えるし、キャラは変えなくてはいけないし、時間がないなかでの衣装替えやメイクも問題でした。

それでも、当日はやり切ったと思える公演が出来ました。

セリフ回し、動き、キャラの掘り下げ、出来ることはまだまだあったとも思います。
それでも、今の精一杯を見せられたという充実感を私は得ました。

今回私が学んだのは、こうである、と決めてしまわないこと。
決めてしまっては、そこから動かすことが出来なくなります。
永遠に完成しないもの、それが演劇、そして人間なのだと思います。
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