新選組
【せ】 1件
【芹沢 鴨 (せりざわかも)】
生年不明 文久三年時三十代前半か
壬生浪士組 筆頭局長
上背がある恰幅のいい体格。三百匁の鉄扇がトレードマーク。
気さくだが折り目正しい人。酒さえ飲まなければ一角の人物だったらしい。
彼にとって下村嗣次は既に死んでおり、芹沢鴨は自分を"引っ張り出した"近藤の為の人物。
商家の押し借りで足りない隊費を集めたりと、壬生浪の汚れ仕事を一手に引き受けている。
よく笑い、気さくで寛大だが、有無を言わさぬ迫力もある。
よく人を見極め、誰に仕事を頼めば一番成果をあげるかちゃんと解っている将の器でもある。
余談ですが、彼の辞世の句が千月は結構好きです。
雪霜の 色良く花の 魁て 散りてものちに 匂う梅が香
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