新選組

【お】 2件

【沖田 総司 (おきたそうじ)】
天保十三年夏生まれ
言わずと知れた新選組副長助勤の筆頭

高い背に怒り肩、日に焼けた黒い肌。かっこいいの部類に入ることはあっても、美少年ではありません。黒ヒラメと言われることも。
剣の腕は斎藤、永倉と並んで新選組随一。

冗談好きで良く笑い、悪戯っ子の様に目がきらめく。そのせいか、背は高いのに年長者には良く子供扱いされる。
卑怯なことが大嫌いで、碁の勝負を見ていた隊士を後ろから斬り付けた三浦を鼻が擦りむけるまで畳の上を引きずり回したこともある。


【統仁 (おさひと)】
天保二年生まれ
日本で一番偉い人
こと、天皇陛下
幼名は熙宮(ひろのみや)
贈名は考明

歴史的にはこの人の時代に天皇の存在感が日本の中で大きくなった。
根っからの攘夷論者で攘夷運動の旗印にされたが、本人は公武合体派。
政治は幕府に任せ、それなりに信頼していた。
妹である和宮を家茂に降嫁させるなど、幕府との関係作りに心を砕いた。
容保のことは相当信頼していたらしく、直筆の手紙を何通か贈っている。
余談だが、勉強熱心な人で学習院を建てさせたのはこの人である。

神代の頃の天皇が持っていたような強い力を持つ。
定めに従うことを良しとせず、授かった力でもって晴乃を幕末に呼び寄せた。
その割には自分の意志を曲げる気はなく、相変わらずの攘夷論者である。
人を振り回すのに長けていて、常に周囲に迷惑を売り歩いている。
千月が考明天皇の性格を良く知らないために夢想の統仁はハチャメチャです。
でも、一人位こういう人がいてもいいかなと思ってたりします。



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