WORKS

□黒百合
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青い芽が緩んで 黒百合が開いた

貴方の瞳が 再び私を映すことは無い


街の灯が揺らいで 夜の顔が惚やける

一夜だけ繋いで 少しの声も漏らさないで


君に似合う束縛を 締め上げても良いよね?

愛の言葉を一雫 それだけで私は咲けるのに


忘れるなんて 許さないから

花が枯れたら終わる夢一夜

酷い人 どうしてそんな冷たい目で 私を蔑むの

月詠みの光を待って

貴方の心が照らし出されるその時に

私は独り 小さな絶望を感じるの



君に似合う束縛を 締め上げても良いよね?

愛の言葉を一雫 それだけで私は咲けるのに


揺れる灯に託した未来

花びらが燃え尽きる夢一夜

紅い爪 貴方の首に食い込ませても 意味無い戯れ

揺れる心に一輪咲いた 黒百合の花言葉

愛しいです 殺したいくらい

貴方を愛しています 心から...


忘れるなんて許さないから

花が枯れたら終わる夢一夜

酷い人 どうしてそんな冷たい目で 私を蔑むの

月詠みの光を待って

貴方の心が照らし出されるその時に

私は独り 小さな絶望を感じるの








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