夜明けの白月
□本当にあった悪い夢
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「ねぇ、頭大丈夫？」
「は！？」
･･････････ここはどこ･･････････私は誰？･･････････
そしてこの目の前にいる家鴨(雲雀)は何!?
「ねぇ･･････････聞いてるの？」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)」
なんだろう･･････････やけに顔が近いよこの人･･･････････
つかうちは家鴨(雲雀)なんて大っ嫌いなんですが･･････････なして？
「いい加減答えないと･･････････噛み殺すよ？」
「はっ!!!はいすみません!!!なんざんしょう!?」
「････････････君どこの人？そんな方言聞いたことないんだけど？」
「それは貴方が戦闘オタクだからですよ(ｼﾚｯ)」
「････････････････････････」
･･･････････なんか青筋が立ったような･･････････まっいいや･･････････
「で？なんですか？ｽｽﾞﾒさん？」
「僕はヒバリなんだけど？」
「あぁｗｗｗすみませんｗｗｗアヒルｗｗｗでしたかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「･････････いい加減にしなよ････････････」
「まっ･･･まぁまぁ････････雲雀殿、そう熱くならないで下さい」
「おぉｗｗｗｗｗｗｗｗｗバジルｗｗｗｗｗｗｗｗｗいたのかｗｗｗｗ
目の保養だーｗｗｗｗｗｗｗｗこんな変体みてたくないよーｗｗｗｗｗｗｗｗ」
“ﾌﾞﾁｯ”
ん？今何か音した？
「･･･････････君は本当に殺られたいらしいね･････････」
「････････････････････････････(冷汗)」
「いい加減にしなよ!!!!」
「ぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「待てー!!!!!!!!!」
私は逃げますとも!!!!!あんなトンファーなんかで殴られたくありませんから!!!!!
そう思いながら後ろを振り向くと、それを後悔するようなことがありました･･････････
だってだってだって･･････････
雲雀が家鴨のきぐるみ着て
雲雀が黄色の口紅塗って
雲雀が黄色い嘴つけて
雲雀が顔を白く塗って
雲雀が血染めのトンファーを持って
追いかけてくるんですよ!?
そりゃもう･････････
「ふぉんぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
えぇ逃げましたとも！夢の中で!!疲れましたとも!!!
「バジルー!!!!!!!!!!!!!助けてー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「いえ･････････あの･･･････････拙者は･･････････その･･･････････」
「うﾞおぉい!!!てめぇ遠ざかってんじゃねぇよ!!!!!!!!!」
“スッ”
「ふんぎゃー!!!!!!!!!!!おい!!家鴨!!!いま完全に掠ったぞ!!!つか走んの早!!!!」
「僕は“ｱﾋﾙ”じゃなくて“ﾋﾊﾞﾘ”だよっ!!!」
“スッ”
「んぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!」
「捕まえたー!!!!!!!!!!」
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
“バサッ”
「ハァハァハァ･････････････夢でよかった･･････････(冷汗)」