文
□あいつ〜side･十文字
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俺は何をやってるんだろう･･･
金髪の悪魔と"ｺｲﾋﾞﾄ"と呼ばれる関係になってもう一ヶ月･･･、のはずなのにいつもと変わらない日常。
学校行って、練習して、夜になって一人で帰る。
一人が寂しいとか言うんじゃない･･･。
ただ、･･･あいつ、ﾋﾙ魔にとって俺はなんなんだろうと思う。
あいつにとって１番はｱﾒﾌﾄ、そんなことはわかってる。あいつの生活がｱﾒﾌﾄ中心だってこともわかってるつもりだ。いや、だったのほうが正しいのかもしれない･･･。
"ｺｲﾋﾞﾄ"なんてのは俺が一方的に思ってるだけなのかもしれない。あいつにとって俺は、ﾁｰﾑﾒｲﾄ･･･、もしかしたら奴隷と思われてるのかも、とさえ思ってしまう。
寂しくて、悲しくて、どんどん涙が溢れてくる。
ｶｯｺ悪いってわかっていても、止まらない。
あいつの事で頭がいっぱいで、あいつのことが好き過ぎて、･･･、でもあいつは此処に居なくて、
どうしようもなく、なみだが溢れてくる。
きっと、あいつが来てくれるまで止まらない･･･
｢ﾋﾙ魔ぁ･･･｣
貴方ﾊ私ﾉ気持ﾁﾆ気付ｲﾃｲﾙﾉ？
ﾄﾞｳｼﾃｿﾝﾅﾆ冷ﾀｸｽﾙﾉ？
貴方ｦ想ｯﾃ泣ｷ明ｶｼﾀ夜ﾊ数ｷﾚﾅｲﾜ･･･
ｵ願ｲﾀﾞｶﾗｽｺｼﾊ私ﾆ優ｼｸｼﾃ
ｱﾄｶﾞｷ→