今月のインタビュー2

□山岸昌一先生
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老化・生活習慣病の原因物質「AGE」とは

久留米大学医学部教授
山岸昌一先生



 最近、「AGE」という茶褐変の物質が、体内で「活性酸素」と並ぶ重要な老化物質であるということで注目されています。

 血管、皮膚、骨、目──等々、全身のさまざまな老化には、体内で糖と蛋白質が結びついてできる「AGE」(Advanced Glycation End-products:終末糖化産物)が深く関わっていることが、最新の研究で明らかになってきたのです。

 糖(還元糖)とアミノ化合物(アミノ酸、ペプチド及び蛋白質)を加熱した時に、褐変物質(メラノイジン)を生み出すこの非酵素的糖化反応は、フランスの研究者ルイ・カミーユ・マイヤール(Louis Camille Maillard)の名前から「メイラード反応」と呼ばれ、食品の色づけ、香りづけ、うま味、抗酸化成分の生成、また逆に、酸化劣化等に関わっています。

 このAGEは食生活、特に食べ方に気をつけることで増加が抑えられ、アンチエイジングにつながることがわかってきました。

 AGEや酸化をターゲットに、糖尿病や老化の研究をされている山岸先生に、AGEとはどういうものか、また、AGEの蓄積を防ぐ食生活についてお話をしていただきました。
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