今月のインタビュー2

□功刀浩先生
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うつや認知症も食生活の改善から

国立精神・神経医療研究センター
神経研究所 疾病研究第三部部長
功刀浩先生



 認知症はこの10年間で149万人から300万人と倍増、うつ病も100万人を超え、今や20人に1人はかかるといわれています。

 こうした脳や心の障害に対して、食事・栄養面からのアプローチは、日本ではこれまでほとんどなされていませんでした。そんな中で、東京小平市にある国立精神・神経医療研究センターでは、精神疾患の栄養学的側面に注目した臨床研究が進められています。

 研究の中心を担う功刀浩先生は、健常者や患者の血液検査や食事調査などから、うつ病や認知症は肥満・糖尿病・メタボリック症候群とリンクしていることが多く、また、うつ病では葉酸や鉄、亜鉛、必須アミノ酸等の栄養素が不足傾向にあることを見出され、病院の栄養指導室と連携して、うつ病の治療に個人に応じた栄養療法を取り入れた食事改善を指導して成果を挙げられています。
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