REBORN!

□集え。戦え。 生きているのなら
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「獄寺君!山本!」

倒れている2人にかけよる。

「おやおや。君かわいいね。危ないよ〜」

ケラケラ笑いながら言う

「私はボンゴレボス10代目。青空。ツナの双子の妹よ!」

ギラッ!とγを睨む

「ナ・・・・ツさ・・・ん。あぶ・・・ない・・・で・・す」

「逃げろ・・・・ナツ・・・」

獄寺と山本が気力を振り絞ってしゃべる。

「いや!2人が頑張ってるのに私だけ助かるなんていや!私はアイツを倒す。」

「ダメです!ナツさんは10代目です!」

「いや!10代目とか関係ない!私は大切な人を失いたくない!」

「ナツさん・・・・」

「大丈夫。負けたりしない。」

「ナツ・・・・」

『私は拒絶する』

獄寺達の周りに青いものがまとわりつく

「これで、回復してくると思う。だからじっとしててね。」

「おい!」

「大丈夫。すぐに済むから」

「オイオイ。俺はそんなに早くすまねぇぜ?そいつら見てわかんだろ?」

「アンタなんかリボーンの足元にも及ばない。5分で片付く。」

「いきがいい娘だね。」

「それはありがとう。早くきなよ。」

「ナツさん!後ろです!」

「遅いぜ」

「ふ。そんなもんか」 

「何? !いっ!いない!」

「うっしろっだよ〜ん♪おっまぬっけさ〜ん☆」

「くっ・・」

「さぁ。早くしなよ。私すごく切れてるから1分で終わらせる」

「ふっ なめられたもんだな。女に手をあげるのは好まねぇが・・・・しょうがねぇな」

「ナツさん!」

ドォォォン!!!  大きな音をたててナツに向かって爆発する

「ふっ。俺を馬鹿にするからだ・・・何!?」

「残念でした。そんなの効かないよ〜」

「くっ!何でだ!」

「ふふ・・・私は青空。守護者達の体質や性質が体の中に備わっているのよ。だから、体を通して電気が出てってたのよ。だから効かないの」

「何!?」

「ずいぶん、2人を痛めつけてくれたね。」

「ふっ・・・・ふざけるな!」

ナツに向けて怒声をあげる

「何よ。アンタに アンタにわかる?二人共今、ものずごく不安なのに!アンタなんか!・・・・私の手で潰す」

「できるものならやってみろ!」

「1日1回しかできないこの大技!うけてみろ!」

トッ  ふわっと少しずつ宙に浮く

ゆっくりと目を閉じる

「大技『聖なる美の羽』を受けてみろ!」

ドンッ!

ナツのまわりにいきない羽が出てきてγに向かっていく

「バイバイ」

そう言葉を言った次の瞬間

「ぐはぁ!」

γが地上へと落ちてゆく

「くっ・・・そぉ!」

「ふふ。!」

ナツが目を見開く

「まったく。」

「だっ!誰!」

ナツが大声で問いかける

「あぁ。失礼。私、γのサポーター『R』とかいてアルと読みます。」

「何しにきた・・・アル」

ゴッ!  鈍い音がする

「何しやがる!」

γが鼻を押さえる

「何じゃないですよ〜 勝手に出て行って〜まだ万全じゃないんですから〜」 

ニコッと怖い笑いをする

「すっ・・・・・すまん」

「わかればよろしいのです。でわ」

「ちょっと!逃げるの?」

「逃げるんじゃありません。きちんと体が治ってからまた再戦しましょう。あなたもこんな怪我してる馬鹿倒してもつまんなかったでしょ?だから、完全に治ったらきます。その時また相手してやってください。  もちろん私も込みで」

そういうと スッ!と消えていく

「なんなのよ!く〜!くやし・・・・・」

クラッとなる  

目の前が急に暗くなる   そして急降下で下に落ちてくる

「ナツさん!」

「ナツ!」

ナツが出した青いものの中から叫ぶ

「くっ!でれねぇ!」

「ナツさん!!!!」

後数cmでナツが地面に叩きつけられる

「ナツ!」

急に誰かが現れた

「10代目!」

「ツナ!」

「ごめん。遅くなって。」

「ん・・・・?ツナ?どうしてここに?」

「良かった。目覚めて」

「あっ!ごめん!重いでしょ?」

慌てて降りようとする

「全然。  てかお前軽いな。ちゃんと飯食ってんの?骨だけになって折れるぞ?」

「ツナと同じくらいだよ!」

「そっか?」

「そうだよ!」

「・・・てかお前さぁ・・・あれ使うなって言ったよな?」

ナツにデコピンを食らわす

「いたっ!  だって〜」

「だってもくそもあるか!」

「うぅ〜ごめんなさい」

シュンとなる

「わかればよろしい」

「・・・・」

「あれ昔やって、大怪我しただろ?血いっぱい出て・・・・すっげ、怖かったんだからな」

「え?そうだったんすか?」

「うん。あの時は今よりダメツナだったから。支えきれなくて・・・頭きっちゃったんだ・・・何針も縫ったのに、ケロッとしてんのこいつ」

「だって!私のせいなのにツナのせいにされて!」

「しょうがいなんだって。」

「でも。一生懸命頑張って私を支えようとしたの見て痛いのどっか飛んでったよ。」

「そうでしたか・・・」

「いろいろあったんだな」

「うん!でも!今はもう大丈夫だよ!

あっ!治療終わったみたい!」

「あ・・・・治ってる」

「すげ・・・・あんな深かったのに」

「ふふ。この子はお利巧さんだから!」

「良かった。怪我、治って」

「そうだ・・・・・・2人共大丈夫? 不安とか、恐怖とか。」

「あ・・・・そっか・・・・来たばっかだもんな・・・・」

「もう、大丈夫です。」

「そーなのな!」

「良かった・・・でもほんとになんか悩んでたら言ってね?相談のるから」

「はい!」

「サンキュー」

「俺・・・修行してもっと強くなります!そして・・・・アナタを全力で守ります」

「俺も!  もし、こっちにアキが来たら全力で守ってみせる!」

ポォ!と2人のリングに炎が灯る

「覚悟の炎だ!」

ナツが嬉しそうに言う

「良かったね。その覚悟を持ち続ければ、自分の大切な人を守れるからね。」

「はぃ!」

「おう!」

嬉しそうに返事をする



こうして未来でも闘いの幕が開く








END

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