旅支度編
□No.12
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―――前回のあらすじ――――
ナギにお茶を持って来てくれたアイリス。
皆の優しさに触れ、
ナギの気持ちは落ち着きを取り戻した…
――――――――――――――
―翌朝―
ナギ:「うぎぎぎぎ………ふぃ〜……」
ベットから降りたナギは、窓際で伸びをした…
ラウア:「…その伸びの仕方やめろよナギ
」
ルクシオ:「何が起こったのかと思った…」
ゴルダック:「クスッ………
おはよう^^」
既に起きていた三匹は、ソファに座って寛いでいる。
ナギ:「おはよ♪
良く寝たらスッキリしたよ。」
確かに熱も取れ、身体は楽になっていた…
しかし、心の方はまだどこか曇っている…
だが心配は掛けたく無い…
そう思う彼女は、にっこりと三匹に微笑んだ。
ミネ:「…ん……おはようだ…す…」
ナギ:「あ…ミネ、おはよ。」
会話で目が覚めたのか、ミネは寝ぼけ眼で起き上がった。
ノアール:「![](/img/emoji/6G.gif)
」
![](http://id48.fm-p.jp/data/87/noirblane/pri/66.jpg)
一方衣紋掛けに止まっているノアールは爆睡している…
ラウア:「…コイツいかにも朝は弱そうだな
」
そんなノアールにナギは近づき、じ〜っと見ながらミネに問い掛けた。
ナギ:「……ねぇミネ…この子の名前って、何だったっけ?」
ミネ:「ん〜?……
ノアールだべ…??」
ミネは「何で?」と言う様に、重たい瞼をこすりながら答える。
すると同時に、パチンと手を叩く音が聞こえた。
ナギ:「本当!?
わーっ!凄い偶然っ!!!
」
何故か目をキラキラさせて、急にピョンピョンと跳びはねるナギに、
一同の頭はクエスチョンになった