旅支度編
□No.16
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―――前回のあらすじ――――
イーブイにソレイユと言う名前を付けたナギ。
コガネシティへ停泊すると聞き喜ぶがその訳は…?
――――――――――――――
ナギ:「ねぇミネ、コガネに着いたら会いたい人がいるんだ…
着いて来てくれる??」
…と手を合わせてお願いするナギ。
ミネ:「……別にいいべ?」
それを聞いて、やった!
とベットに寝転ぶ。
ナギ:「あ……コガネには何日停泊するのかな…?」
ラウア:「3日…とか言ってたな…」
ミネ:「んだ。
シンオウに行く為の身支度もコガネで揃えるべ…。
それが終わったら、余った時間でコガネ中を観光してもいいだ……」
ナギ:「そうだね…
服も買わなきゃ…
あ、後カバンとか…靴とか…
Σお金ー…;;;」
しまった!
と言う顔でベッドから飛び降りる
確かにナギ達は脱獄して来た為、一文無し
ミネ:「…それくらい簡単だす……」
と言いながら、ミネはナギのベッドに転がるプッシとエーベルのモンスターボールを見た。
ナギ:「…バトルで稼ぐ…ってか…」
ラウア:「任せろよ!」
ラウアは自信満々に親指を立てる。
ソレイユ:「……。」
ナギ:「ソレイユもコガネ、一緒に廻ろうね…?」
こちらを振り向いていたソレイユの前に、ちょん…としゃがんで笑顔を見せるナギ。
ソレイユは無反応のまま、首を元に戻した。
ナギ:「……;;
((…意地でも連れてってやる…))」
ミネ:「……取り敢えず今日は寝るべ〜…」
得に船内でする事が無い一行は、早めに就寝する事にした。
ナギは自分のベットから毛布を引きずり出す…
ラウア:「何やってんだ…?…ナギ」
ナギ:「…んー……
今日は、ソレイユと寝ようと思って……ラウア、ベット独り占めしていーよ♪」
ソレイユ:「!」
ナギはそう言うと床に寝そべって毛布に包まり、ソレイユに寄り添った。
ナギ:「おやすミロカロス〜…」
ソレイユ:「・・・。」
ミネ:「…(笑)……んだ。」
ラウア:「・・・しゃーねーなあー…」
ノアールが部屋の照明を落とし、
一行は深い眠りに着いた…