旅支度編
□No.19
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―――前回のあらすじ――――
嫌々ながらも、
何かとナギはザクロと旅の為の身支度を整えた。
――――――――――――――
無事買い物が終わったナギは、
ザクロと共にミネ達と落ち合う場所まで戻っていた。
ザクロ:「……ここで待っときゃあ、あの白髪頭等が来んだろ…?」
ナギ:「まあ…そうだね」
ザクロ:「んじゃあ俺は船に戻るわ…」
ザクロは「じゃ。」
と無愛想に手を挙げそのままスタスタと人混みへ消えて行った…
ナギ:「……;」
と、同時に真後ろから呼ぶ声が聞こえる
「ナギ」
ナギ:「Σわっ!!
ミネ…!
…そ…それ〜…目立たない?;」
真っ白な衣服に着替えて来たミネを、少し驚いた様子で見る
![](http://id48.fm-p.jp/data/87/noirblane/pri/89.jpg)
ヒスイ:「大丈夫ですよ
僕達意外にも、こんな格好している方とかいますし!」
ナギ:「確かにまあ……;;
((…何かこーして見ると…ミネが優秀な武家の御子息って言うのも分かる))」
ナギは無意識のうちにミネに見入っていた…
ラウア:「…Σ何お互いに見つめ合ってんだよ!?」
ナギ:「Σへ!?」
ラウアの声ではっ!となるナギ
ミネも同じだったらしい…
ミネ:「……意外……
((…と色…似合ってるだす…))」
ナギ:「い、意外!?」
ヒスイ:「はははっ!
あ……そう言えばナギさんと一緒にいた、デカい人は??」
ナギ:「((デカい人;))
…ザクロならもう船に戻りましたよ」
ヒスイ:「そうですか」
ナギ:「あ…ヒスイさん…これ………まだ結構余ってるんで、返します…」
そう言うとナギは、ヒスイから受け取った財布を差し出した
ヒスイ:「?……いりませんよ?
言ったじゃないですか〜♪白銀からのプレゼントって…
それにミネ様がお世話になってるお礼です!
」
そう言うとグイっとナギの手を押し返した。
そして「断るなんて言語道断」と言う笑顔で見ている…
ナギ:「…;;;
あ、ありがとう御座います…」