旅支度編

□No.20
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―――前回のあらすじ――――

“カンナ”
と言う友人に会いに来たナギ。
しかし彼女はいなかった……
が、一行は少し豪邸に寄る事に…

――――――――――――――




ヒスイ:「わー……西洋ですねぇ〜…」


屋敷に入った一同は、西洋の雰囲気漂う豪華な内装に見入っていた。


ナギ:「久しぶりに見ても圧倒されるな…この家…」


少しすると、奥から気品ある容姿の女性が足早にこちらに向かって来た。



「いらっしゃい!」





ナギ:「あ!お久しぶりです、スミレおばさん」


ミネ:「インターホンの方だす…?」


スミレ:「えぇそう。
今は私がここの主なんですわ
主人は外国に出張ですさかい…寂しいけどなぁ…
Σあ……いややわあ私ったら//
さあさあ、中にどうぞー」


そう行って一同はとても広いリビングへ案内された。
身長よりも遥かに大きな窓ガラスからは、噴水のある庭園が見える…


ヒスイ:「僕達のとこは鹿威しですね」笑


ミネ:「…」


スミレ:「シシオドシ…?
そう言えば二人は…いかにも和風って感じやなあ〜?」笑


ナギ:「……
((確かにこの二人……なんかタイムスリップして来た人達みたい…;;;))」





ミネ:「んだ?」

ヒスイ:「どうされました?」


ナギ:「いや…
…あ……それよりおばさん、カンナの事なんですけど……」


スミレ:「ああ…それや…
…あの子ー…シンオウまで行ったみたいでなぁ…;」


ナギ:「シンオウ!?」


スミレ:「せや…
前に、家族旅行でシンオウに行った時……
ギンガ団っちゅう…訳のわからんのに…ポケモン取られたー言うてたんや……」


ヒスイ:「ギンガ団…ですか…」


 
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