遠征編4

□No.74
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―――前回のあらすじ――――

ボスパックンと別れ、新たにサリアが仲間になり、カンナとミネと通信する為、ラウアは宿へと向かった…

――――――――――――――
◎エーベル◎プッシ◎サリア
――――――――――――――




宿で宿泊手続きを済ませ、部屋へ向かったラウア達…



ラウア:「今日はこっちから電話すっか…」


エーベル:「…今回ディーロンを引っ込めて良かったのか?」


ラウア:「…まあ大丈夫だ!
それなりに理由なら考えてある…
プッシ姉さん、ちょっと映らないとこに移動してくれ…あと声も出さないで欲しい」


プッシ:「…???…わかったわ…」


そう言いながらラウアはポケッチXを操作する…


ラウア:「まずはミネに…」



[ピッ]



[三年目〜の浮気くらい多めにみてよ〜♪
開き直〜るその態度が気に入らないのよ〜♪]




ラウア:「……」

エーベル:「…」







[ピッ…]


ミネ『はいー?
……………なんて顔してるべ二人とも…』


 
ラウア:「あ、いや別に…」

ミネ:『んー……
ところで、ラウアがまだその姿って事は…ナギは調子悪いだ?』

エーベル:「((なんて答えるつもりだラウア…))」


ラウア:「昨日よかマシだぜ!
今病院に薬貰いに行ってるからな……代わりに俺に電話しといて欲しいってさ…」


プッシ:「((あら…賢くなったわね…^^))」


ミネ:『そうなのだすか…
んなら、今日もラウアに名付けしてもらいたいんだけども……ええべ?』


ラウア:「ああ!構わねえぜ!」


ミネ:『んじゃあ…この……リオルの男の子だす…』


よいしょっとリオルを膝の上に置くミネ…
リオルは仏頂面で画面の向こうのラウアを見詰めている…





ラウア:「うーん……じゃあ…そうだなー………
エトワール!…どうだ…?」


ミネ:『どうだべ?』

ミネが聞くと、リオルは仏頂面のままだが嬉しそうに尻尾をパタパタさせた…


ミネ:『…喜んでるべー…
…んじゃあ、ナギが治ったらまた連絡してけろ…』

ラウア:「おう!またな…」


[ピッ…]


 
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