遠征編4

□No.77
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―――前回のあらすじ――――

ミネ、カンナとの通信を終えたラウアは、
テンガン山に向かいナギを救うという意を高め眠りについた…

――――――――――――――
◎エーベル◎クリンピュ
――――――――――――――







―朝―




エーベル:「……む…………」


エーベルが目を覚ますと、窓の外を眺めている人間の姿のラウアが目に入った…

ラウアもエーベルに気付き顔をこちらに向ける


ラウア:「…良く寝たか?」


エーベル:「…ああ……ラウア、まさか寝れなかったんじゃないだろうな…?」


ラウア:「いや、さっき起きてユマニテ食った…」


エーベル:「そうか…なら良かった……」



目をしばしばさせながら、エーベルも窓の外を見る…

二人でしばらく上る朝日を眺めていると、
プッシとサリアも起きてきた…



ラウア:「おはよ…姉さん、サリア」


サリア:「……おはよう諸君…出立に相応しい、美しい朝だね

プッシ:「…うふふ…そうね^^」





ラウア:「早速出発するけどよ……お二人さんにはちょっと戻ってもらうぜ?」


プッシ:「構わないわよ…」

サリア:「必要な時はまた呼んでくれたまえ


ラウア:「ありがとな…」


そう言うと、ラウアはサリアとプッシをボールに戻し、代わりにクリンピュを出した



クリンピュ:「おはよう御座います!
Σはっ…!…い、いよいよテンガン山を目指す日ですね!


クオン:「腹減ったー」


ラウア:「Σクオン!だからお前勝手に出るんじゃねえ!」

[シュバッ]
(↑戻された)



エーベル:「よっぽど出たいんだな…;」

ラウア:「後で出してやるよ…
さて、朝飯食ったらヨスガを出るぞ」


[モゾモゾモゾモゾ…]


エーベル:「…カバンが動いてるぞ…;;」


クリンピュ:「きっと皆さん……ホテル食が食べたいんですよ


ラウア:「……ポケモンフーズじゃ物足りないってか…;;」








仕方なくラウアは全員ボールから出して朝食を取った…

そして食べ終わると、またクリンピュとエーベル以外を戻しホテルを出た…


 
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