遠征編4

□No.79
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―――前回のあらすじ――――

岩に挟まっていたボーマンダを助けたラウア達…
先へ進むと、なにやら1匹のポケモンが虐めにあっていた…

――――――――――――――
◎エーベル◎クリンピュ
――――――――――――――






クリンピュ:「…どうしましょう
あのアサナンさん大丈夫でしょうか?

岩の陰から様子を見ているラウア達…


ラウア:「……」








「さあいつでも来るでござる!!!」

ゴーリキー:「けっ!相変わらず態度だけはでかい奴だ!!
やっちまえ!」


そう叫ぶと、ゴーリキー達三匹が一斉にアサナンを囲んだ…

ドータクン:「ふん…!」

アサナン:「あしゃっ!」

ドータクンが体当たりをして来たが、アサナンは飛んで避ける。
しかしその頭上からゴーリキーが瓦割りを仕掛け、
アサナンはそれをギリギリのところで避けるが、バランスが大きく崩れた

アサナン:「っ…!」

ダイノーズ:「終わりだ!」

よろけたアサナンの後ろに現れた、ダイノーズのマグネットボムが命中する

アサナン:「Σぐっ!!!」

ぼてっ!と地面に叩きつけられたアサナンに、さらにドータクンがジャイロボールを放つ

アサナン:「Σあじゃっ…!!!!」






クリンピュ:「見てられません〜


男:「…だが…あれだな…避ける側も下手だが……仕掛ける方の技のキレもイマイチじゃねぇか?」

ラウア:「ああ…ぶつける技も当てずっぽうだな…」

エーベル:「…普通…野生はあんなもんだろ…?
田舎のポケモン程戦いが下手だ…」


ラウア:「……」




アサナン:「むぅ…ま…まだまだでござるぅ…」

体を震わせながらアサナンが立ち上がる…


ドータクン:「つまらんが…そろそろ終わりか…」

ダイノーズ:「じゃあなタマネギ頭!」

ゴーリキー:「あーばよっ!」


そう言うと、三匹同時に技をアサナンに向けて放った


アサナン:「((…愚かでござったか…))」


アサナンは諦め目を閉じた…

が、その瞬間、稲妻が走り三匹が放った技とぶつかり弾ける…
衝撃で砂煙りが上がった…

そしてそこにはラウアの姿が…





 
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