旅支度編

□No.11
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ナギ:「……綺麗で不思議な人…だったね…」


そう呟きながらミネの方を見て、アイリスに貰ったお茶を飲む…


ミネ:「…んだ。」


ナギ:「………ねぇミネ…」

コトン…とナイトテーブルに置かれたトレーにカップを置く


ミネ:「…?」


ナギ:「……ミネはさ、ツガのこ……」


[Σゴツッ]

ナギ:「Σいでっ!!」




言いかけた途中で、急にミネが額をぶつけて来た。


ルクシオ:「Σ!?」

プッシ:「えっ?;」


ミネ:「泣いた原因が分かったべ…
…ナギ、その話は…おいらも傷つく……」


ラウア:「…」


ナギ:「((顔…近い…;;))
…ぁ…ごめん……だよね…」


目を伏せて落ち込むナギ。

パッ…と離れたミネは、
笑顔で答えた。

ミネ:「んでも、ツガは生きてるだ♪」


ナギ:「な…何で…?」


ミネ:「根拠は無いのだす…
でも、そう信じてるべ」


ナギ:「……。」


良く分からないが、
ニコニコと笑うミネを見ていると何故かナギもそんな気持ちになった…


ゴルダック:「…((人間で言う…癒し系って奴…?))」


ミネ:「……さあ、ナギもみんなもゆっくり寝るだ。」


ナギ:「((ミネってやっぱ不思議だな…))
…そうだね……お休み…」


ラウア:「俺ナギの隣〜♪」


ゴルダック:「馬鹿ねぇ〜アンタが一緒に寝たら暑いでしょ!?
ここは水タイプの私の方が…」


ルクシオ:「…((明日こそ名前を…))」





*続く*
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