旅支度編

□No.16
2ページ/3ページ


―翌朝―


ナギ:「うぎぎぎぎぎ…!!!
ふしゅ〜ッ!」


ソレイユ:「…!?」


ラウア:「ナギ…その起き方やめろ;;」


ナギ:「あ〜…おはようソレイユちゃん〜」


むぎゅっとソレイユを抱きしめるナギ。


ソレイユ:「!?」

あまりの自然な流れに、ソレイユもされるがままにするしか無かった。


ナギ:「はいラウアも〜」


ナギは立ち上がると、そう言いながらラウア目掛けて飛んで行く


ラウア:「Σぉおお俺はいいっつーの!!//」


照れつつ、ラウアは持ち前の身のこなしで軽くかわした。


ナギ:「も〜っ…
だから進化させたく無かったんだよなあ〜…ξ」


ラウア:「…どんな理由だよ


ベットに座り込みナギがぶーたれていると、
不意に横から笑い声が聞こえて来た。


ナギ:「…あん?……ミネ…??」


横のベットを見ると、微かに掛け布団の中が動いている。


ナギ:「……」

ナギは思い切り布団をはぐった。


ミネ:「……ふっ…ククッ…ナギ、やっぱり頭おかしいだす…」笑


起き上がっても、声を抑えながらナギの顔を見て笑うミネ。


ナギ:「……くたばれ」




ミネ:「Σ……」


ラウア:「…枕…;;」



[コンコン……Σガチャ…]


アイリス:「…!…
あら、朝から元気がいいわね♪」

と、そんな光景にクスクスと笑いながらアイリスが様子を見に来た。


ナギ:「あ…
アイリスさん!おはよう御座います」


ミネ:「…ふが………」
(↑枕で喋れない)


アイリス:「えっと……コガネの事はミネ君から聞いたかしら…?」


ナギ:「はい!
大丈夫です」


アイリス:「なら良かったわ♪
もう着くから、楽しんでらっしゃいね


そう言ってクスクス笑いながら、アイリスは戻って行った…


ナギもいい加減ミネが苦しそうにしていたので、枕を離した。



ミネ:「……ぶはっ…;;;



ナギ:「へへ♪ごめんねミネ。
よし、コガネに行くぞ〜!!」


そう言うとナギは軽く身支度を整え、二つのモンスターボールをポケットに入れると、ソレイユを抱きかかえた。

ソレイユ:「……」


ナギ:「…んー………服…
ムームーのままだけどいいよね…?」


ミネ:「別に…ムームーさ言っても…服買うまでだから大丈夫だべ。」


ナギ:「…だよね…
よし!バトル勝って稼いで、いい服買っちゃお!」


こうして一同は、旅支度を兼ねてコガネへと船を降りた……





*続く*
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ