旅支度編
□No.17
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あのザクロだ…
どうやら彼もコガネを観光しているらしい…
ザクロ:「おぅ……坊主等か…
((ん?何か一人増えてるな…;;))」
ナギ:「ザクロ!」
ザクロ:「つか…テメェ等何やってんだ…?」
ナギ:「あぁ…シンオウに行く為の服とかを…ね…」
ヒスイ:「………」
ザクロ:「金は…?」
ナギ:「今からバトルとかで稼ごうかと…」
と、ナギが言った途端、ヒスイが急にナギの手を引っ張った
ヒスイ:「ナギちゃん、小遣いくらいお兄ちゃんがあげるって言ってるだろー??
ほら、これで服でも何でも買いなっさーい♪」
![](http://id48.fm-p.jp/data/87/noirblane/pri/84.jpg)
そう言ってナギの手の平に、小さな財布を置いた。
突然の出来事に、ナギはア然としてしまう
ナギ:「ぇ゛?
…((何
…この人と家族になった覚えはないけど;;;))」
ヒスイはいかにも妹か何かに説明している様なそぶりで、
財布を開きながら
ザクロに聞こえない声でそっとナギに呟やいた
ヒスイ:「これはナギさん専用です…
白銀家からのプレゼントなので、本当に使っちゃって下さいね♪」
ナギ:「は…?はあ…;
((…最初から用意してたのか…?;;))」
ザクロ:「何だ坊主……ココに親戚がいたのか…?
随分と滑稽だが…」
ミネ:「……あー…そうだす…
コイツはおいらの親友であり…ナギの親戚だべ…
」
物凄い勢いで二人がごまかしている事に気が付いたナギは、なんとか話しを合わせてみる…
ナギ:「あ、ありがとう!お兄ちゃん!
久々だし、甘えちゃうね〜♪;;;」
ラウア:「((すげぇ設定…;;))」
ヒスイ:「うん!よろしい!
…よしミネ、君に似合う服があったんだよ!…だから僕達は別のとこへ……
ナギちゃん、そこのお兄さんとお買い物して来るといいよ!」
そう言って、ヒスイはミネの背中を押す
ミネ:「ん…んだ…;;」
ナギ:「え゛!?
((ザクロと!?!?;;))」
ザクロ:「…まあ俺は暇だしな………別に…」
ナギ:「((Σギャビーッ!!!!!))」
ヒスイ:「じゃあ1時間後くらいにまたここでね!」
そう言うとヒスイとミネはどこかへ行ってしまった…
ナギ:「………」
ザクロ:「んな嫌〜なカオすんなよ…坊……嬢ちゃん」
ナギ:「別に……
まあ知らない土地で一人ぼっち……ってよりはマシだし……?;
((何でこーなるの;;))」
―――――――――――
ミネ:「おいらの服…
まさか本当に用意さしてるべ……?」
ヒスイ:「もちろんですよ!
お二人がシンオウに行くって事も、既に僕のユンゲラーが予知してましたから!」
ミネ:「ふうん……」
ヒスイ:「シンオウに着くまで、少しお供させて頂きますね!」
ミネ:「…勝手にするべ…」
ヒスイ:「シンオウにも白銀の別館があるので、いざと言う時にはミネ様の元に…」
ミネ:「来なくていいだす…」
ヒスイ:「え〜〜っ!?;」
![](http://id48.fm-p.jp/data/87/noirblane/pri/85.jpg)
*続く*