遠征編4

□No.74
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エーベル:「案外簡単な理由で済んだな…」


ラウア:「まあな……このヨスガを出たら、ギラティナのいるって言うテンガン山に向かわなきゃなんねぇ……
どの道…この理由をつけれるのは今日までだからな…」


プッシ:「……」



サリア:「…ふむ…
話は読めたよ…ナギと言うキミの親友は、ギラティナにさらわれたのだね…?」


ラウア:「ああ……
それと、ナギは親友じゃなくて…俺達のトレーナーだ…」


サリア:「……俺達?…君も含めて…?」


ラウア:「ああ…俺もお前と同じ様に、人間に化けてるだけだ…」


それを聞き、サリアは一時固まっていたが、急に薔薇を撒き散らしまた踊り始めた


サリア:「う…美しい…!
なんて…美しい友情!ああ…私の目は節穴ではなかった!!!


ラウア:「そ、そうか;;」

プッシ:「それより…室内で花びらは撒き散らさない方が…^^」



[ジャジャジャジャーン♪]

全員:『!!!!』


ラウア:「この曲…心臓に悪いな…;;」


[ピッ]


カンナ『ナギちゃーーん!ナギちゃんナギちゃんナギちゃぁああん!!!
………あれ?なんやラウア君かいな…』

ラウア:「…何気に傷付くんだけど…;」




カンナ:『ナギちゃんは??』

ラウア:「病院に薬取りに行ってる…」


カンナ:『なんやー…
…ん?…て事は一人で病院行ったん!?』

ラウア:「いや……プッシ姉さんが付いてってる…」


プッシ:「((…成る程ね…))」


カンナ:『せやろー?
病人一人で行かせたか思ってびっくりしたわ…;;ほんならナギちゃん帰ったら連絡してやー』


ラウア:「いや、まだその;……気分悪いし…表情も冴ねーから、帰って薬飲んだらすぐ寝るって言ってたぞ!;;」


カンナ:『えー…まぁ…せやねんな〜…
ほなしゃーないわ!
はよ治って顔みしてーって言っといて〜』


ラウア:「ああ分かったぜ…」

カンナ:『ほなラウア君お休みー』

ラウア:「お休み…」


[ピッ…]


 
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