遠征編4

□No.79
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男:「アイツいつの間に…!;
てか…よくその前に放電で攻撃を防いだなお前さん…;」

クリンピュ:「す、凄い洞察力ですエーベルさんっ!」

エーベル:「……なんとなく…アイツのやりそうな事は分かるんだ……」











アサナン:「…あ…あしゃ……?;」


ラウア:「…そこの3匹……なんなら俺が本当の勝負って奴を…教えてやるぜ?」

そう言って得意げな笑顔を作り、カバンから取り出したモンスターボールをポンポンと手の平バウンドさせる…


ゴーリキー:「う、うわ!!!にっ、人間っ!!!!!」

ダイノーズ:「げ、ゲットされちまうのかぁあ!?!?

ドータクン:「くっ;;
…仕方あるまい…引くぞ…;;」

ラウアの言葉を聞いたや否や、三匹はそそくさと谷側へ引いて行った…

ラウアはフッと鼻で笑うと、後ろを振り返りアサナンを見る


アサナン:「Σ…くっ!;」

途端アサナンはラウアに構えた…

ラウア:「……?」

その行動にラウアは首を傾げる…





ラウア:「…お前を助けに来たんだけど…?
なんで構えるんだ?;;」

アサナン:「た…戯言を申すな!!;
…人間の言う事など信じられぬ!!!」

ラウア:「な…なんでだ?;」


アサナン:「…人間は嫌いだ…拙者の友人…家族を奪う憎き相手!!」

ラウア:「……」


アサナン:「人間などに頼らずとも、拙者らは強くなれる!人間などという欲深いだけの存在はいらぬ!!!」



 
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