遠征編5
□No.81
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アサナン:「あ、姉上…しかし拙者ら…今からギラティナに…;;」
チャーレム:「…言ったはずだ全て聞いたと。
私がその程度で怖じけづくとでも?」
クリンピュ:「…な、なんだか凄い気迫です…
」
ラウア:「……アサナン…お前の姉ちゃん肝が据わってんなあ〜!
わかった!こっちからも頼むぜ!」
チャーレム:「…となれば……弟と共に名を貰おう…」
ラウア:「ああいいぜ!
アサナンの方はもう浮かんでる…
あんたは…そうだな………強いけど気品を感じるから………よし、ストシアだ!…ストシア!」
ストシア:「……感謝する」
アサナン:「おお!!姉上に名が付いた!
して、拙者はなんじゃ!?」
早くしろとアサナンがエーベルの上で立ち上がりラウアの腕の布を引っ張る
エーベル:「落ちるなよ」
ラウア:「お前はアーサーだ!
いい感じだろ?」
アサナン:「あ、アーサー…?」
ずでんとアサナンがエーベルから落ちた
クリンピュ:「…;;」
アサナン:「Σき、貴様!!!アサナンだからアーサーとか、適当に決めたでござろう!?
」
そう怒り、ヒュバッとラウアの胸元に飛び付いた
![](http://id23.fm-p.jp/data/218/32tvhak/pri/176.jpg)
ラウア:「ぜんぜん適当じゃねーよ!
丁度いいのがあったんだって…」
エーベル:「まあ…嘘じゃないぞ…」
ストシア:「いい名前じゃないか((覚えやすくて))
…喜べ、アーサー」
クリンピュ:「そうですね!((覚えやすい))いい名前ですよ!
」
アーサー:「………あ…あしゃ………皆がそう言うなら…かまわん…
………感謝するでござる…」
なんとか納得したアーサーはラウアから離れ、エーベルに乗ろうとした
ストシア:「アーサー、もう乗ってる暇はないぞ」
アーサー:「あしゃ?」
エーベル:「…?」
ストシア:「槍の柱は近い…
ここを曲がれば直ぐだ…ギラティナに会うと言うなら、今の内に覚悟をしておけ…」
エーベル:「……そうか…」
クリンピュ:「い…いよいよ目的地なんですね…
」
ラウア:「……よーし!行くぜ!!」
そう言うとラウアは勢い良く歩を進め、皆も真剣な眼差しで続いた……
*続く*