昔話

□素朴な疑問
1ページ/12ページ


ここは瞬火・招鬼兄弟宅の近くにある、とある公園。

兄弟はそこに住み着いている子猫たちにエサをあげに来た。





瞬「チビども、いい子にしてたか?」


招「ご飯だぞ〜」


「ニャー!」テテテテッ





子猫たちは一斉に2人の元へ駆け寄る。


家から持って来た小皿の上に、カニカマを細く裂いてのせた。

それを子猫たちの前に置いてやる。

すると、子猫たちは物凄い勢いでカニカマを食べ出した。





瞬「おいおいιそんなにがっついたらムセるぞ?」


招「腹減ってたんだねι

まだあるから、ゆっくり食えよ〜?」


「ミヤァ〜v」ハグハグッ





その様子を見守る2人。

まるで母猫・父猫だ。



…しばらくして、子猫たちは持って来たカニカマを完食した。

お腹がいっぱいになった子猫たちは、遊んでもらおうとあぐらをかいていた2人の膝に乗っかる。





瞬「なんだ…遊んでほしいのか?」チョイチョイ


招「うっはー…お腹パンパンだよ(笑)

美味かったか〜?」ナデナデ


「ニャッ!」





頭をつついてやったり、なでてやったるすると嬉しそうにノドを鳴らす。



次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ