昔話
□素朴な疑問
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ここは瞬火・招鬼兄弟宅の近くにある、とある公園。
兄弟はそこに住み着いている子猫たちにエサをあげに来た。
瞬「チビども、いい子にしてたか?」
招「ご飯だぞ〜」
「ニャー!」テテテテッ
子猫たちは一斉に2人の元へ駆け寄る。
家から持って来た小皿の上に、カニカマを細く裂いてのせた。
それを子猫たちの前に置いてやる。
すると、子猫たちは物凄い勢いでカニカマを食べ出した。
瞬「おいおいιそんなにがっついたらムセるぞ?」
招「腹減ってたんだねι
まだあるから、ゆっくり食えよ〜?」
「ミヤァ〜v」ハグハグッ
その様子を見守る2人。
まるで母猫・父猫だ。
…しばらくして、子猫たちは持って来たカニカマを完食した。
お腹がいっぱいになった子猫たちは、遊んでもらおうとあぐらをかいていた2人の膝に乗っかる。
瞬「なんだ…遊んでほしいのか?」チョイチョイ
招「うっはー…お腹パンパンだよ(笑)
美味かったか〜?」ナデナデ
「ニャッ!」
頭をつついてやったり、なでてやったるすると嬉しそうにノドを鳴らす。
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