テイルズ短編

□待ってたから
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待ってるのは
』の続きです。





ロイドが、帰ってきた。


俺の記憶とは違う声。

俺の記憶より高い背。


全部、俺の記憶とは違う。


あれは本当に俺の知ってるロイド?


(…わからない)


じゃあ、今視界の端で楽しそうに皆と話しているアイツは誰なの?


(…わからない)



あぁ、もう。


頭ん中ぐちゃぐちゃだ。




俺は皆のいる部屋からそっと出た。




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