長文日記用
□天使考察
1ページ/4ページ
こんにちは。こちらでは天使について色々と書いて行こうと思います。
長くなりますがお付き合い下さい。
まず最初に天使の階級。天使は上中下と大まかに三隊づつ別れているようです。
まず下級から
・下級天使第三位
◆天使(Angels)
・下級天使第二位
◆大天使(Archangels )
・下級天使第一位
◆権天使(Pricipalities)
となります。メガテンをやったことがある人ならお馴染みの雑魚悪魔となりますね。
最下位に当たる天使が人間にとって最も身近な存在なのだと言います。
新紀元社の天使の書物に書かれているものを引用すると
【『タルムード』というものによると、一人のユダヤ人が誕生する度に守護役を仰せつかる天使が一万一千人いるとされる。】
と、書かれておりそれはそれは大変な数がいることがわかります。
大天使でもっとも有名なのはあの四大天使でしょう。メガテンで言えば必ずボスとして登場していました。ミカエル、ラファエル、ウリエル、ガブリエルですね。彼らはヨハネの黙示録でラッパを吹く役目を持っていましてその役目はあと三体の大天使がいます。しかし実は書物によってはガブリエルが除外されているのもあるようです。
ユダヤ、キリスト教においては異論は無いようでこの四大天使の属性を表すと
ミカエル 火
ガブリエル 水
ラファエル 風
ウリエル 地
で、メガテンでいったら
ミカエル アギ
ガブリエル ブフ
ラファエル ガル
ウリエル テラ
ですね。
大天使は七人の司令官がいると言われていますが、書物によってその面子が大いに変わっていてややこしいのですが、ユダヤ、キリスト教においてはその四大天使の他の三人の天使は複数の候補があるようです。
それは
ラグエル(Raguel)/ラミエル(Ramiel)/サリエル(Sariel)/メタトロン(Metatron)カマエル(Camael)/ハニエル(Haniel)/サラカエル(Saraquael)
だそうで、まるで椅子取りがっせんですね。
サリエルとラミエルとラグエルとハニエルそしてメタトロンは真・女神転生Uに登場していました。サリエルはまるで死神のような出で立ちで鎌を持ち、ラミエルは魔法が使えたくらいで殆ど印象がないですが(武装していた気がする…調べてみたら違いました。)ラグエルと色違いの男性の姿をした天使、ハニエルはまるでキューピッドのような姿の青い肌をしていて回復系が得意なので役に立ちました。
その中の一人、サリエルですが。この天使(メガテンで言えば悪魔)は天使の癖に何故かムドオンという即死系の魔法や、ネクロマといった死者を操る魔法といったどこか黒いことをしてきます。
調べてみたところこの大天使は邪視(Evil eye)と深い関係を持っているようです。メガテンで言えばイービル・アイは取り分けインキュバスやサキュバスなどの悪魔が使ってきまして、くらうと必ず体力が1となる恐ろしい魔法でした。
『この天使は、人々が過ちを犯さないように監視する存在』といわれこの邪眼に射止められたら何かしら不幸が来るというなんとも恐ろしい力をもつ天使なのでした。
その能力によるものかこの天使はしばしば堕天使だと噂されているようです。
メガテンでダーク系の魔法が使えるのもうなづけます。
まあもっともメタトロンのほうが例外無く恐ろしいですけれどね。メガテンでもルシフェルに次ぐ最高ランクの悪魔となっています。
彼の別名は
メトラトン(Metratton)/ミトロン(Mittron)/メタラオン(Metaraon)/メガトロン(←違う)
そして、ユダヤ教典であるタルムードなどによれば、その他72の別名を持つようです。
新紀元社の天使にキャッチフレーズも書かれているので面白いので引用します。
【不出世の偉大なる者】【天の書記】【神の顔】【契約の天使】【人類の扶養者】【天国の宰相】【炎の柱】【小YHVH】【闇の支配者】など。
炎の柱、デジタル・デビル・サーガでのボス、メタトロンがシナイの神火という超強力な全体複数回の万能魔法をぶっぱなしてましたが人修羅戦でこの魔法は大いに役立っていました。
小YHVH、このネームにちょっと吹きましたがこの記号みたいなものは唯一神の呼称でもあります。ただ、ハリーポッターのヴォルデモート卿のごとく安易に神の名を口にしてはいけないのだそうです。
だからなぜ名前を口にしないかはヴォルデモート卿を例のあの人と呼ぶ人たちに何故ヴォルデモート卿を例のあの人と言うのかを聞けばその理由がわかるかもしれません。
それくらい神の名を口にすると恐ろしいことが起こると言われているのだそうです。
その名前というのがユダヤ教徒ではアドナイ=主とされ、他にキリスト教会ではエホバとも読んでいましたが、これは教会側の誤読なのだそうです。
ほかにもヤーウェと呼ばれていたり、ヤハウェと呼ばれていたりもします。
すなわちメタトロンは小さな神みたいなものということになりますね。
ということは、彼もあまり口に出して言うのは…。
メタトロンの語源はメタトロニオス(Metathoronius)という言葉で、王座にはべる者、という意味を持っています。
メガテンでの彼の威圧感はすさまじいです。なんせ、メタトロンという名前からなのかなんともメタリックな体つきになっていますからね!
身長は旧約聖書、「出エジプト記」によれば2.5〜3.5メートルと考えられているようです。
権天使。メガテンではプリンシパリティー。なんだか遠目に見ればベルに見えなくもないお姿。何となく影が薄い存在でした。
私が好きなニスロクもこの権天使で、しかも指揮官の一人だったという説があるようです。
他に、アナエル(Anael)/ハミエル(Hmiel)/カマエル(chamael)といった指揮官がいます。
カマエル、メガテンでは確か武装していた気が…。
ニスロクは異聞録ペルソナからコックの姿で登場していました。
プリンシパリティー、もともとはプリンスダム(プリンスが支配する領地)という意味を持つといわれています。
その司令官の一人であるハミエルについてですが、セフィロートの木の十個の球の一つに当てはまっていました。
ネツアク(Netreth 勝利)という位置を守護する天使です。
セフィロートの木というのはカバリストのシンボルと言われているのですが長くなるので割愛しまます。
セフィロートの木には十個の球(セフィラー)と二十二本の径(パス)からなるようで、この大きな図はあのエヴァンゲリオンを知っている人なら必ず見ていると思いますあの有名な紋章みたいなものなのですが。
言葉で言うのは難しいので図にしてみました。
簡単に描くとこうなっています。
現在人間は10のマルクト(王国)の位置にいるようです。そして22の枝を経てセフィラー(球)の一つづつを会得しながら、1のケテル(王冠)へと瞑想の旅を続けるといわれています。
ちなみにこの二つのセフィラーを指導、守護しているのはメタトロンです。
つまりメタトロンに始まり、メタトロンで終わるということ。つくづくすごい天使ですね。