長文日記用

□天使考察
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 続けてまた分かりにくくなってしまいますのでおなじ図を出しますが。




 それぞれのセフィラーの名称と意味、大天使の名を書いておきます。

1、ケテル(Kaether 王冠):人間の頭上にあって大宇宙との接点。創造の源泉、純粋存在、生命力の源泉という意味を持つ。メタトロン。メガテンではケテル城にルシファーが鎮座しておりました。

2、コクマ(Cochma 知恵):男性原理の象徴であり、至高の父の別名を持つ。「動性」の象徴でもある。ラツィエル(Ratziel)。

3、ビナー(Binah 理解):至高の母の別名がある。コクマと対応する関係。全てのものに形を与えるとされる。ザフキエル(Zaphkiel)。

4、ケセド(Chesed 慈悲):純粋にして聖なる宇宙法則としての愛のヴィジョンを意味している。ザドキエル(Zadkiel)。

五、ゲブラー(Geburah 神の力):神の力を象徴したもの。正義を前にした破壊的性格を持つ。カマエル(Camael)。

6、ティファレト(Tiphreth 美):このセフィラーは生命の木(セフィロート)の中央に位置している。全ての生き物に生命エネルギーを供給する中心。ミカエル。

7、ネツアク(Netreth 勝利):豊穣の意味を持つネツアクは7という番号が象徴的なのだといいます。7は創世記における創造の七日間をイメージし「堅実」「勇気」という意味が含まれています。そしてこの位置に権天使であるハミエルがいます。ハミエルについてでしたのにセフィロートの木がでてやけに長くなっていますがもう少しでこの項は終ります。

8、ホド(Hod 栄光):物質的形態の鋳型という意味(どういう意味だろう?)、物の形を司ると言うことでしょうか?形態はカバラにとっては内的存在の具現(難しいですね)、内にあるものが外に現れるという意味でしょうか?ペルソナみたいな。天使はラファエルです。

9、イェソド(Iesod 基盤):アストラル体という意味(ああ、あの偉出夫くんのことですね!)。つまりは霊魂と肉体の中間にあるとされる霊気だといいます。カバリストはこれを前存在物質という表現法をとる。
 さあ、どんな姿かわからない人は早速真・女神転生if...をやろう。アストラル体の狭間くんが待ってるよ〜。天使はガブリエル。

10、マルクト(Malchut 王国):五感を通じて知ることができる、物質的王国。1と同様にメタトロンが守護しています。

 これで、一通りのセフィラー(球)の説明を終わります。
 丸写しもいいとこでした。何か問題でもありましたら直ぐに対応させていただきます。



 そして元に戻り、下級天使は終りましたので次は中級三隊。

・中級天使第三位
◆能天使(Powers)
・中級天使第二位
◆力天使(Virtues)
・中級天使第一位
◆主天使(Dominions)

 能天使、メガテンにも武装した姿で出ています。パワーですが、序盤ではちょっと手こずる相手でした。なんせ即死系のハンマ及びハマを使ってくるので。
 前述した大天使の項で書いたカマエルはこの能天使の司令官なのだそうです。 能天使は地獄に落とされ常に悪魔と戦う過酷な状態を強いられているため、かなりの数の能天使が堕天使である悪魔の誘惑に晒されました。
 このカマエルも例外ではなく堕天使だという見方もあります。
カマエルの名前の意味をあげますと「神を見るもの」とあります。
 他に114万4千人の部下を擁して「破壊の天使」「懲罰の天使」「復讐の天使」とも。ちなみに真Uで登場しているカマエルのレベルは64で技にデスバウンド(MAXHPに比例して攻撃力の上昇する体術)、アカシャアーツ(敵全体物理攻撃)、地獄突き(敵を沈黙状態にする物理攻撃)など、なるほどさすがパワーの司令官だけあって凄まじい技の数々です。
 どれも最高ランクの物理攻撃です。
 そして魔法も使えます。単体の体力を全回復するディアラハンに低レベルの悪魔を一時的に避けることができるエストマ。そしてなんと真Uではあのメタトロンに次ぐ強さの大天使となっていました。最近のメガテンシリーズには登場していない存在になってしまいましたが、是非また出てきて欲しいものです。真Uではメタトロンの次に強い大天使なのですから。
 ついでに能天使の別名は
デュナミス(Dynamis)/ポテンティアティス(Potentates)です。そしてこの軍団の指導者はラファエルだといわれています。


 力天使。メガテンではヴァーチャーとなっていましたが正しくはヴァーチュー、そして複数系でヴァーチューズになります。真・女神転生Vでの金子氏の描くヴァーチャー(メガテンではこの表記なのであえてヴァーチャーと書きます)はガラスの様に透き通った身体で心臓が透けて見える姿でした。
名の意味は高潔だそうです。ヘブライではマラキム(Marakim)またはタルシシスム(Talshishism)という名前で知られていました。
 真Uのヴァーチャーはリカームドラという自身を犠牲にして味方全体の体力を全快にする魔法があります。これは彼らの役割を暗示しているように思えます。
 彼らは恩寵(寵とは慈しむという意味)と勇気を人々に授けるために「地上の奇跡」を司ることを任務としているからです。
 そして英雄を力づけたりするとも書かれています。
真Tでいえばヒーロー、真Uで言えばメシア(救世主)といわれるアレフ、真Vでいえばもはやヒーローでもメシアでも無い一介の魔人、のちに人修羅となる主人公ですね。

 ヴァーチューズの指揮者は
ミカエル(Michael)/ラファエル(Raphael)/バービエル(Barbiel)/ウジエル(Uzziel)/ペリエル(Periel)

とされています。
 メガテンにはミカエルとラファエル以外は登場していません。
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